「休んだはずなのに疲れている」
「でも、何が原因かははっきりしない」
そんなことはよくあります。
寝ても抜けない疲れは、がんばり不足ではなく、疲れ方が見えにくいだけのこともあります。
疲れというと、ひとまとめに見えます。
でも実際は、疲れ方の出方が少しずつ違います。
だから大切なのは、いきなり原因を断定することではありません。
まずは、今の疲れがどの種類に近いかを整理することです。
この記事の結論
疲れはざっくり、
頭の疲れ
気持ちの疲れ
生活の流れの乱れ
の3つに分けて考えると整理しやすくなります。
もちろん、きれいに1つだけに分かれるとは限りません。
重なっている日もあります。
それでも、いちばん近いものが見えるだけで、今の自分を考えやすくなります。
疲れているのに原因がよくわからないことは多い
疲れは、いつも同じ形では出ません。
頭をたくさん使った日も疲れます。
人に気をつかった日も疲れます。
生活の流れが乱れた日も、じわじわ重くなります。
しかも、これらは重なることがあります。
だから、「これが原因だ」と最初から決めすぎないことが大切です。
まず意識したいこと
完璧に見分ける必要はありません。
ざっくりでよいので、今の自分に近いものを見つけることが目的です。
結論|まずは自分の疲れ方を見分けることが大切
結論から言うと、疲れ対策の前に、今の疲れ方を見分けることが大切です。
なぜなら、疲れ方に合わない整え方をすると、休んでもすっきりしにくいからです。
たとえば、頭が疲れているのに情報を見続ける。
気持ちが疲れているのに、気分を置いたまま予定だけ空ける。
生活の流れが乱れているのに、その日の気分だけで立て直そうとする。
こうしたズレがあると、休んだつもりでも疲れが残りやすくなります。
ここでのゴール
正しく診断することではありません。
今の疲れがどれに近いかを言葉にすることです。
なぜ見分けることが大事なのか
同じ疲れでも重なり方が違うから
疲れは、1つだけとは限りません。
たとえば、仕事で考えすぎて頭が疲れることもあります。
そのうえで、人間関係で気をつかって気持ちも疲れることがあります。
さらに、寝る時間が乱れていれば、生活の流れの乱れも重なります。
このように、疲れは混ざりやすいです。
だからこそ、まずはいちばん強く出ている疲れ方を見ることが大切です。
疲れ方に合わない整え方をしやすいから
原因がはっきりしないままだと、何を直せばいいかもわかりにくくなります。
すると、いろいろ試しても手応えが出にくくなります。
逆に、疲れ方をざっくり見分けられると、どこを見直せばよさそうかが見えやすくなります。
自分に当てはめて考える3つの見分け方
1.頭の疲れに近いかを見る
残るもの:考えごと
出やすい場面:決めることが多い日、情報を見すぎた日
まずは、頭の中に何が残っているかを見ます。
頭の疲れに近いときは、考えごとが止まりにくいです。
- やることが頭に残る
- 決めることが多くて重い
- 休んでいても考えが続く
- 情報を見すぎて頭が散らかる
こんな形で出やすいです。
この場合は、体があまり動いていない日でも疲れます。
考える量が多かった日に出やすい疲れです。
2.気持ちの疲れに近いかを見る
残るもの:もやもや、引っかかり
出やすい場面:人に気をつかった日、我慢が多かった日
次に、感情の残り方を見ます。
気持ちの疲れに近いときは、心の中にもやもやが残りやすいです。
- 人に気をつかいすぎた
- 言いたいことを飲みこんだ
- 相手の反応がずっと気になる
- なんとなく心が重い
こんな感じです。
やることの多さより、人との関わりや我慢の積み重ねで出やすい疲れとも言えます。
「休めばいいはずなのに、気分が晴れない」
そんなときは、こちらが近いことがあります。
3.生活の流れの乱れに近いかを見る
残るもの:何となく重い感じ
出やすい場面:睡眠や食事、休む時間がばらつく日々
最後に、毎日の流れそのものを見ます。
生活の流れが乱れていると、強い出来事がなくても疲れやすくなります。
- 寝る時間と起きる時間がばらつく
- 休むタイミングが決まっていない
- 予定が詰まりすぎている
- 食事や水分が後回しになりやすい
- ずっと気を抜ける時間がない
こうした状態です。
これは「頭」や「気持ち」と違って、その場では強く気づきにくいことがあります。
でも、土台が乱れていると、小さなことでも疲れやすくなります。
最近ずっと何となく重いなら、このタイプに近いかもしれません。
迷ったときはこう考える
はっきり分からないときは、次の3つで見てください。
- 考えが残るなら、頭の疲れに近い
- 感情が残るなら、気持ちの疲れに近い
- 毎日の流れが崩れているなら、生活の流れの乱れに近い
全部当てはまる日もあります。
そのときは、いちばん強く出ているものを1つ選ぶだけで大丈夫です。
完璧に見分けることが目的ではありません。
まずは、今の疲れを少し言葉にできることが大切です。
まとめ|まずは今の疲れを1つに決めすぎなくて大丈夫
疲れの原因がわからないときは、すぐに答えを決めなくて大丈夫です。
まずは自分の疲れが、
- 頭の疲れ
- 気持ちの疲れ
- 生活の流れの乱れ
のどれに近いかを見てみてください。
大事なのは、正しく診断することではありません。
ざっくり気づくことです。
それだけでも、
「何を直せばいいかわからない」
という状態から少し抜けやすくなります。
全部を一気に整えなくて大丈夫です。
まずは今日、自分の疲れはどれに近いかを1つ考えるところからで十分です。
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